めろん
おいさん
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おいさん
色々と調べてから、犬と猫の多頭飼いを始めたわが家ですが、現在犬2匹、猫1匹に落ち着き、何事もなく穏やかな毎日を過ごしています。
犬と猫たちは、ものすごく険悪でも、仲良しでもない。
そんな感じに見えます。
実際に、犬と猫の多頭飼いをしているからこそお伝えできる、多頭飼いする前に知っておいてほしい、後で後悔しない為の、心がまえをまとめてみました。
もくじ
多頭飼いの心がまえ
多頭飼いは、いい面もありますが、飼い主は、お世話する時間と力量が必要になります。
ペットの生活と自分の生活のバランスをうまくとれるかどうか考えましょう。
多頭飼いが可能な物件で飼いましょう
案外、多頭飼いをしたいけど、これがネックになる場合が多いのではないでしょうか?
わが家も賃貸なので、多頭飼いOKの物件で探すとほぼ皆無の状態でした。
猫1匹OKとか、小型犬1匹OKといった物件は時々あるんですけどね。
でも嘘をついて毎日ドキドキしながら過ごすことはできないなと思ったので
引っ越すと決めてからは毎日のように物件を見ていました。
「ペット可」で、頭数が書かれていない、間取りや場所も気に入った場所があれば不動産屋に電話して聞いてみるという繰り返しで
奇跡的に見つかったのが今の住まいです。
大家さんによっては、はじめ提示していた条件を譲歩してくれる場合がありますので
(わが家も初めの条件を変えてもらいました。)
はじめから諦めずにまずは聞いてみる事をおススメします!
多頭飼いの賃貸物件は、根気よく地道に見つける以外の方法はないですね。
相性が良くなくても面倒をみる
多頭飼いできる環境が整ったら、あとはきちんとお世話することに集中できますね!
とても仲の良い犬と猫を、多頭飼いしている写真をSNSなどで見かけたりします。
確かにいつも一緒に楽しそうにしてくれるのが、犬と猫にも飼い主さんにも理想ですよね。
でもそれが、うまく行かない場合もあると思っておきましょう。
相性が悪ければ、険悪な関係が最後まで直らないかもしれません。
上手くいかなかった場合でも、犬と猫達にとって一番幸せな時間を過ごせるように、愛情を込めて育てると、覚悟を決めてから多頭飼いを始めましょう。
長時間、家を留守にしない
ペット先進国では、犬だけで4時間以上留守番させることは、基本的にはNGです。
10時間以上の留守番は、近所の人に通報されるんだそうです。
犬も猫も、留守がちな家で飼い主の帰りを待つだけの一生は、かわいそうです。
いつも外出していて家を空けがちな人や、出張が多い人も、残念ながらペットを飼うのに適した環境とは言えません。
それでも飼いたいという場合は、ペットを見てもらえる家族に預けたり、部屋の中で快適に過ごせるように広めの部屋に引っ越すなどの対策が必要です。
なぜ広い部屋が必要なのかというと、いくつかの部屋があることで、多頭飼いの場合は特にペットが各自自分の快適な場所を見つけられるからです。
例えば日当たりがいい場所、日陰の場所、涼しい場所、あったかい場所、人の声が聞こえる場所(テレビなど)、静かな場所等、色々な部屋を用意しておくと
犬や猫が1日を通して好みの場所を自由に移動して過ごせる為、ストレスが軽減できます。
数日間の留守など犬を連れて行けない場合は、ペットシッターやブリーダー、ペットホテル、家族などに預ける必要があります。
おいさん

本気で怒らない
まずは、怒りやすい人は向いていません。猫に限らず、ペットはイタズラや粗相をします。
しかし、悪気はないので怒られても理解できず、お互いにストレスが溜まるだけになってしまいます。
引用:『猫とずっと暮らす本(保護猫編)』谷口史奈監修
ラスティ
犬のしつけトレーニングは猫よりも根気がいるので、気長に犬と楽しくトレーニングできる人でないと難しいです。
すぐに結果を求めず、犬や猫のペースに気長に付き合ってあげる!
そういった気持ちで変わらない愛情を持ち続けましょう。
シナモン
犬と猫のお世話をきちんとできるか考えてみる
犬の場合は、散歩だけでも頭数が増えると大変です。
仕事が忙しくてコンスタントな散歩やお手入れが難しい場合は、比較的お手入れが簡単と言われているシングルコートで短毛の猫(猫は家猫として飼う方いいと言われているので散歩の必要がありません)を飼うなど、
ライフスタイルに合わせて、お世話が可能な種類のペットを選ぶことはとても重要です。
犬も猫もご飯をあげるだけがお世話ではありません。
日々のお手入れ、トイレの掃除、病院、トリミング全てが頭数分増えます。
そういった時間をとれるかどうかはとても重要なポイントです。
めろん
おいさん
ディル
その他、ペットが病気やケガをした時に数日間付き添えるか?
病院まで連れて行けるか(車がない場合、もしも大型犬を飼っているとしたら、倒れた時に連れていけるか等)?
自分が仮に倒れたり、入院したり、死んでしまった時に、自分の代わりにめんどう見てくれる人がいるか?
安易に飼い始めて、途中で手放すような事がないように周りに相談して、自分ができない時は他の人に助けてもうなど、状況が整ってからにしましょう。
犬と猫の生涯にかかるお金は大丈夫か考えよう
犬と猫に生涯かかるお金も知っておく必要があります。
めろん
だいたい15年間生存した場合、犬は300万円前後、猫は最低90万円かかると言われています。
食費、衛生用品、ワクチン、狂犬病予防接種、ノミマダニ予防薬、トリミング代等、コンスタントにかかる費用や
生後1年ごろには避妊/去勢手術、病気、歯の治療、ケガをした時は、保険に入っていないと一回に10万円以上かかることはざらです。
おいさん
ペット保険に入るとしても、多頭飼いの場合、毎月の保険料は決して安いものではありません。
金銭的な余裕、もしくは調整(趣味用の費用をペットにあてるなど)も必要となります。
めろん
ラスティ
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まとめ
せっかく犬と猫を飼い始めようと明るい未来を描いているところに、今回書いたような現実的な内容はどうなのか?といったんは思いとどまりました。
しかし、飼い始めてから「こんなはずじゃなかった!」とペットを手放す人は想像以上に多いそうです。
なので幸せなペットを日本に増やすためには、飼い始める前に、やっぱり知っておいた方がいいと思いました。
私は海外で単身留学をしている数年間、ずっと犬と猫を飼いたかったのですが、学業で手一杯だったので、諦めていました。
最近知ったことですが、私が暮らしていたヨーロッパ諸国は実はペット先進国と呼ばれいる国々で
特に犬を飼うには色んなルールがあるようなので「どっちにしろあの頃(学生の頃)の私には犬や猫は飼えなかったんだな。」っていう事がわかりました。
実際犬と猫を飼い始めたのは日本に帰ってきて社会人になってしばらくしてから。
なんとなく犬や猫を飼う風景をリアルに想像できるようになってから飼い始めて、本当に良かったと思っています。
状況が整っていなければとどまることも必要。
考える時間やタイミングも大事なんですね。
犬や猫も人間と同じで寿命が延びています。
ギネスでは、イギリスの犬の最高齢が30歳!!犬の平均は13.7歳。
猫は家猫であればギネスでアメリカの猫の最高齢が38歳と3日!!猫の平均は14.2歳。
20年は一緒に暮らす!そんな気持ちで一緒に暮らし始める必要がありそうです。
ラスティ
