以前、職場の同僚に「猫のトイレ、新しいの買ったんだけど、使ってくれないんだよね~」と言われたことがあります。
フードが付いているドーム型のトイレを、オープンタイプのトイレに変更したら、思うように使ってくれなかったそうです。
そうなんです!実は、猫のトイレを切り替えるのってなかなか難しいんです。
今回は、我が家の猫トイレを実際に切り替えて検証してみたのですが、案の定最初はなかなか使ってくれませんでした。
ラスティ
めろん
ということがあり、結局新しい猫トイレに切り替わるまでに10日ほどかかりました。
そういうわけで、今回の記事は
猫のトイレを新しく切り替えるコツと方法
をご紹介していこうと思います。
「猫が新しいトイレを使ってくれないよ~」という飼い主さんや
これから新しいトイレに切り替えようと考えている人の、参考になればと思います。
合わせて、実際に新しく交換した猫のトイレ『ユニチャーム デオトイレ フード付きタイプ』のレビューと
同梱の『飛び散らない消臭・抗菌サンド』『消臭・抗菌シート』などのレビューもしたいと思います。
猫のトイレを新しく交換するコツと方法
猫はいちど身についた習慣をみずから変えることは有りません。
トイレの場所が変わっていたり、猫砂の種類が変わっていた場合、
前に置いてあった有ったトイレの場所で粗相をしたり、トイレをする事を我慢してしまう場合があります。
愛猫のストレスや、病気の原因になってしまう場合があります。
愛猫がストレスなく、快適にトイレを使用できるように、トイレの環境を整えてあげましょう。
以下の方法でトイレの切り替えをすると、比較的スムーズに新しいトイレと交換できるようになります。
今まで使用していたトイレと同じ場所に新しいトイレを設置する
基本的には、新しいトイレを同じ場所に置き換えるだけで、3日以内に9割以上の猫が新しいトイレを覚えるようになるそうです。
猫のトイレを交換する時に、猫砂も新しい種類に交換する場合は、全部一気に変えるのではなく、少しずつ変えましょう。
今まで使用していたトイレを一旦撤去しましょう
今までのトイレを一緒に置いておくと、前のトイレをメインに使ってしまうため、新しいトイレに慣れにくい場合があります。
前のトイレを撤去すると、新しいトイレに早く慣れることが出来ます。
完全に慣れるまでは前のトイレは、猫が行かない所で保管しましょう。
猫がトイレをがまんしてたり、粗相をするようになった場合は、無理をせずに今まで使用していたトイレを使ってあげてください。
新しいトイレをなかなか使ってくれない場合
上記の手順を試しても使ってもらえない場合は、下記の方法を試してみましょう。
- 今までのトイレを新しいトイレの横に置き、今まで使っていたトイレのオシッコの固まりやウンチを新しいトイレの猫砂にのせて、自分のトイレだということを理解してもらいましょう。
- そのうえで、今まで使っていたトイレを、お手入れしないで汚れたままの状態に放置しておくと、きれいな新しいトイレを使ってくれるようになる場合があるので、効果的です。
ユニ・チャームの猫用『デオトイレ』に交換しました。
今回実際に交換した『デオトイレ』の開封になります!
開けてみると猫ちゃんとフォトジェニックな遊びができるパッケージになっていました!
私のはサングラスとひげでしたが、豚の鼻とウサギの鼻だったり、
WANTEDの部分はスマホの画面の仕様だったりと、色んなバリエーションがあるようです。
切り取り線の部分をくりぬいて、猫に顔をだしてもらい
サングラスとひげは、猫の顔にうまく固定して、それらを写真に撮ってSNSなどに載せるということですね。
うーんなかなか難しそうです。
おもしろいですね!ユニチャームさん、いろいろ考えますね!!
トイレを設置する前に関心してしまいました。
さて、中身はこんなかんじです。
デオトイレのセット内容と組み立て
パッケージから出してみました。
【デオトイレ・セット内容】
- 説明書(使い方BOOK)
- トイレ上部(ドーム部分)
- スノコ容器
- トイレ下部(スノコの下の土台部と引き出しトレー)
- ウンチ専用スコップ
- 飛び散らない消臭・抗菌サンド1.5ℓ(水に流せないタイプ)
- 消臭・抗菌シート4枚(約1ヶ月分)
8㎏までの猫(一匹)でしたら、このセットを購入すると、1ヶ月間猫砂やペットシーツを買わなくても過ごせるようになっています
さっそくデオトイレを組み立ててみましょう。
組み立て後のフード付きデオトイレはこんな感じです。
おいさん
フードを開けるとこんなですね。
トイレの掃除する時も開けられた方が便利そうですね。
フードは最終的に外して、半ドームの形で利用するつもりです。
半分オープンにした方が猫に快適なのではないか?と思ったことが、このトイレを選んだ理由です。
トイレの設置場所は、ずっと猫ケージの1階です。
同じ場所にデオトイレを置きたいと思っています。
今回、実際にトイレを新しく切り替えた方法を、順を追ってご紹介していきますね。
\オプションで自分好みのケージにしよう!/
付属の猫砂『デオトイレ 消臭・抗菌サンド』
今まで使っていた木のチップ『トイレに流せる木製猫砂』と違って
『デオトイレ 消臭・抗菌サンド』の成分は天然消臭素材のゼオライト&シリカゲル(鉱物)。
久しぶりに違う猫砂なので、今までと違う重みやツルっとした質感にちょっと驚きました。
ゼオライト(zeolite)とは、火山活動で何百年もの月日をかけてつくられた多孔質の天然鉱物だそうです。
脱臭/水質浄化/吸放湿/土壌改良/給水/イオン交換などの効果があり、水槽やアクアリウムに入れたりもするみたいですね。
前の猫トイレから使用済みの猫砂をデオトイレに少し移してみました。
自分のトイレと認識してもらうために、使用済の猫砂を少し入れてみます。
↓色々準備をしている最中に、、前のトイレに入って行った愛猫、、!
前のトイレを横に置きながら作業をしていたのですが、
新しいトイレに入らず、前のトイレにサクサク入ってトイレしてます。
それ以降も新しいトイレに入ってくれない・・・
新しいトイレを使ってもらう工夫をしてみました
猫が新しい猫トイレに入ってくれない・・
困りましたね。
諦めずに、次の方法を試みてみることにしました。
前のトイレを撤去してみました
少しの間、前のトイレも併用して置いておいたのですが、きれいさっぱり洗って、猫が行けない場所に保管しました。
万が一新しいトイレを全く使用してくれない場合の為に、使用済みの猫砂を袋にまとめてとっておきます。
猫砂を以前まで使っていた種類に変えました。
猫砂もトイレも両方変わると自分のトイレと認識しにくいのかも?と思い
猫砂は今まで使っていた『トイレに流せる木製猫砂』に全部変えました。
そこに保管していた使用済みの猫砂をスコップ5杯分くらい入れました。
\猫砂についての記事はこちら/
【トイレに流せる木製猫砂】使い続けるオススメの理由を紹介します
デオトイレに入ってくれました。
前のトイレと同じドーム型の方がトイレと認識してくれるかなと思い
一度外していたフードを付けなおしましたところ、、
臭いをかいで、デオトイレに入って行くではありませんか!!
めろん
ラスティ
おいさん
成功した時はご褒美をあげたり、大げさに喜ぶと猫は慣れない事をがんばってくれますよ。
この状態で数日間、このトイレを使ってくれるように様子を見て
成功したらご褒美をあげる、を繰り返しました。
慣れてきたのでフードを開けてみました
最終的にはドーム部分のフードを取り外したいので、フードを開けた状態に慣れてもらうようにしました。
間口が広いなという雰囲気でしたが、普通にトイレしてくれました!
今となっては普段通り的なかんじでひょいひょいとデオトイレに入って行ってくれます。
うれしいですね~
もう大丈夫そうですね。
新しいトイレに慣れた様子です。
でもトイレのあとに、、
ラスティ
めろん
このトイレ後のフチをカリカリするのはやっぱりだめなんでしょうか??
おいさん
\猫のトイレNGサインの記事/
デオトイレにして良かったこと
無事新しい猫トイレに切り替えることができました!
そこで、フード付きのデオトイレにして良かった事と、デメリットをまとめてみたいと思います。
半オープンにできる
・寒い時はドーム状にして、夏はフードを開けるなど気温によって変えられる。
・奥の部分の掃除をする時にフードが開けられて便利。
・フードを取ってしまっても後ろ半分はカバーしてあるので、飛び散りをガードしてくれる。
デオトイレシリーズを使えばオシッコのそうじは1週間に1回でOK
デオトイレの『消臭・抗菌サンド』と『消臭・抗菌シート』を使うとオシッコのそうじは1週間に1度でいいそうです。
抗菌サンドがオシッコをさっと通過し、抗菌シートが1週間分のオシッコをパワフル吸収。取り替えは1週間に1回でOK!
*サンドは1ヶ月に1回を目安に交換してください/愛猫1頭(体重8㎏まで)
*ウンチをした場合は早く取り除いてください
引用:ユニ・チャームペット『デオトイレ』ホームページ
めろん
おいさん
我が家でも使用している、大容量吸収のペットシート【デオ・ダブル】も使用出来ます。
デオ・ダブルはトイレトレーの持ち手が両側に付いているからシートを無駄なく使えます!
トイレの前の方でだけオシッコするとか、猫によって決まりがあったりしますよね?
トイレトレーの持ち手が両側に付いているので、一度引き出して前後を入れ替えすることでシートを無駄なく使えます。
これはなかなかうれしい部分ですよね。
デオトイレのデメリット
デオトイレのトイレトレーはコンパクトで、持ち手が両側に付いていて、とても便利なのですが
ふと思いました、、
めろん
デオトイレのトイレトレーに合うトイレシーツは『デオトイレ 消臭・抗菌シート』だけなのか?
専用シート『デオトイレ 消臭・抗菌シート』はもちろんぴったりの大きさ!
コンパクトなトイレトレーにすっきり収まってますね。
このトイレシートは何ミリリットル吸収できるとは書いていないんですが、この表の目安で使うといいようです。
消臭・抗菌シートの使用期間目安(体重8㎏まで) | |
愛猫1頭の場合 | 愛猫2頭の場合 |
1枚で約1週間 | 1枚で約3~4日間 |
調べてみると、2頭でも1週間交換不要タイプの『複数猫用 消臭・抗菌シート』が販売されているので
2頭飼いの場合はこちらの方が安心ですね。
注意点として、
・1頭の愛猫でも使用できますが、1週間を目安にしてご使用ください。
・1頭の猫で2週間使用できるシートではありません。
引用:ユニ・チャームペット『デオトイレ』ホームページ
と書いてありましたので1匹の場合は複数猫用ではない方が良さそうです。
専用ではない大容量のペットシーツもデオトイレで使用出来ます
先ほどの『デオトイレ 消臭・抗菌シート』と比べると、、
大容量で買える市販のレギュラーサイズのペットシーツだと
、、なんと大きすぎて収まらないではありませんか!
初めはトイレ選びに失敗したかも、、!?と焦りました。
なぜなら、先日ペットシーツをけっこう沢山買ったばかりで、サイズが合わないとムダになってしまうと思ったからです。
比べてみると
上の白いペットシーツ:『デオトイレ 消臭・抗菌シート』(わかりやすいように耳の部分は折ってあります)
下の青いペットシーツ:今まで使っていた大容量のレギュラーサイズのもの
長さは同じだけど、幅が違うようです。
なるほど、端を折っちゃいましょう!
ぴったりサイズになりました!!
これでいけそうです!
めろん
あっさり解決しましたね。
我が家でも使用している、大容量吸収のペットシート【デオ・ダブル】も使用出来ます。
さいごに
猫は犬に比べてトイレを覚えてくれるのが早い、といいますよね。
わが家の猫も初めてトイレを教えた時も、引っ越した時も、本当にすぐ覚えてくれてびっくりしました。
今回のトイレ切り替えが1週間半くらいだったので、一番時間がかかったかもしれません。
それと比べると、犬たちがトイレを覚えてくれるまで引っ越し後、2ヶ月くらいかかってしまったので
シナモン
めろん
猫のトイレ切り替えはそこそこ早く慣れてくれたなという感覚です。
無事トイレ切り替えができて良かったです。