わが家では、犬2匹と猫1匹の多頭飼いをしています。
1匹目が犬、半年後に犬、そのまた半年後に猫と増えていきました。
1匹目を飼う時点で、
たぶん増えるね・・・と心でつぶやいてました!
だって私は、昔から犬と猫を飼いたいと思っていたんです!
犬も猫も好きなんです!(^_^;)
はじめの1匹目を飼うまでは、色々と調べたり、ペットショップを見に行ったり、どうする?どうする?飼っちゃう!飼っちゃう!とかなり迷ってました。
生き物を飼うのって、本当に勇気が必要ですよね!
でも、最初の犬(シナモン)を飼ってからは1匹も3匹も一緒一緒と、あれよあれよの多頭飼い!
まぁ自然のなりゆきですね!
今は、これ以上は無理っ!て事で落ち着いてます。
いやっ!あと猫1匹いっちゃう?
ムリカナ、、、
今のところわが家の3匹は、ものすごく仲良し!いつもいっしょ!というわけではないですが、
各自お気に入りの場所があり、大抵その場所でのんびりくつろいでいます。
大きなケンカや、ものすごい険悪といった雰囲気はないので、今では3匹いてくれて良かったな。
と思っています。
時々3匹集まって寝ていたりすると、心が和みます。
左から、最初の犬(ペキプーのシナモン)次の犬(トイプードルのディル)末っ子スコティッシュフォールドのラスティ
もともと犬と猫を飼いたいと思っていたので、「飼うなら犬から!」と決めていたりはしたのですが
実際犬と猫を飼い始めると、犬と猫と暮らすにはどうしたらいいのか?
より詳しく掘り下げるようになりました。
そんな経験から
「犬と猫、どっちも飼いたいんです!」「もう1匹飼いたいんです!」
そう思った時に、知っておくと便利であろう情報をまとめてみました。
もくじ
犬と猫の習性を理解したうえで、多頭飼いしましょう
犬と猫はそれぞれ習性が違います。
犬と猫の習性を理解したうえで、付き合い方や、住居の環境を整える方法を考えましょう。
それでは犬と猫それぞれの習性をご紹介しますね。
犬の習性
もともと犬は、群れで生きる動物と言われています。
群れの中では、主従関係は重要です。
主の事を尊重する性質があります。
その為、生活サイクルを飼い主に合わせる習性が有ります。
飼い主にもよりますが、たいていは昼間に飼い主と共に活動して、夜眠ります。
わが家の、犬もそんな感じです。
また、犬にも気が合う相手、合わない相手がいます。
成犬になると、その犬種特有の性質や行動が出てきます。
小さい時に仲が良かったのに、大きくなったら険悪になったというケースもあります。
大きくなった時に仲良くいられるか?という部分も考えた上で飼い始めましょう。
シェパードが成長すると、羊をまとめるときの飛びつく行動が残っているので、相手に飛びかかるようにして遊ぼうとします。
ボーダーコリーが成長すると、羊を追い込む作業犬だったため、相手の前に回り込もうとすることがあります。
引用:『知っておきたいイヌの気持ち』水越美奈 監修
猫の習性
猫は夜行性と言われていて、昼間はほとんど寝ていて、夜行動すると言われていますね。
これに関しては諸説あります。
確かに本能ではそうなのかも知れません。
ですが、ペットとしての猫はどうなのでしょうか?
わが家の猫は人と共に行動して、夜に寝ています。
夜行性かどうかに関しては、個体差があると思います。
また、猫は基本的には単独で生きる動物です。
一匹で落ち着ける空間が必要です。
しかし、単独で生きるといっても、家の中にいる人や、他の動物との関わりが嫌な猫だけではありません。
飼い主さんがいっしょに遊んであげたり、ブラッシングをしてあげたりするのを喜ぶ猫や、他の動物が大好きな猫はたくさんいます。
反対に、なるべく1匹でひっそり過ごしたい猫もいます。
猫の性格を理解して、気持ちを尊重してあげましょう。
ネコは社交的ですが、イヌほど社交的ではないということです。
ネコを飼っている人の多くがもう1匹増やそうとします。その方が2倍楽しいと考えるためです。
しかし、ネコはそう思っていないかもしれません。
伝えたいこメッセージは単純です。もし2匹以上のネコを飼いたければ、慎重を期してほしいということです
引用:『ネコは飼い主をネコと思っている?』NATIONAL GEOGRAPHIC
犬と猫ともに、性格が合う子との同居が望ましいです。
成犬、成猫を引き取る場合はトライアル期間で様子を見ましょう。
先住の犬と猫を尊重して、優先させることが大事です
多頭飼いを始める際の、一番初めの心得と言えるのが
先住犬、先住猫を優先する!ということ。
犬や猫がいる家庭に人間の赤ちゃんが生まれると、突然問題行動を起こすようになった。
なんて話をよく聞きます。
今まで自分に集まっていた関心が別の対象に移ってしまうのは、人間も犬も猫も同じで「面白くない!」と感じるんですね。
新入りの子以上に先住犬、先住猫を優先して「今まで以上に大事だよ」と安心させてあげることが非常に重要です。
そうすることで先住犬、先住猫が新入りにどう対応してくれるか?
新入りとの生活に慣れてくれる早さが変わってきます!
先住の犬と猫を尊重してあげましょう。
多頭飼いするのに良い年齢と、難しいとされる年齢
新しい子と同居を始めるのに、慣れやすい年齢、難しい年齢があります。
多頭飼いに良いと言われる年齢
犬も猫も、生後2~3か月頃の「社会化期」と呼ばれる時期に、一緒に飼い始めるのが良いと言われています。
遊び相手としてお互いを認識するので、仲良くなる可能性が高いと言われています。
犬も猫も、小さい頃から一緒に育てた方が大人になっても共同生活がうまくいきやすいです。
仮に犬を初めて飼う飼い主さんが、最初から何匹も飼う場合は、ドッグトレーナーなどのレッスンを犬と飼い主が一緒に受ける等、プロの手助けも借りた方が、後々トラブルなく平穏な日々を過ごせるようになるのでおススメです。
信頼できるトレーナーをあらかじめ探しておくのも良いと思います。。
多頭飼いが難しくなる年齢
先住犬や先住猫が高齢の場合は、新入りを迎えるのはやめた方がいいと言われています。
免疫が下がっている時に、慣れた環境を壊されてストレスがかかると、体調を崩す恐れがあります。
先住犬や先住猫、新入りの子、飼い主、みんなが辛い思いをする可能性があります。
無理をせず、今飼っている犬や猫の命をしっかり守ってあげましょう。
先住の犬と猫との相性が大切です
人間にもずっと一緒にいて楽な人と、少しでも一緒にいるのが苦になる人がいますよね。
ペットにも相性があります。犬嫌いの犬、猫嫌いの猫もいます、今飼っているペットを優先して相性を考えてあげましょう。
性格
飼っている犬や猫がおっとり、のんびりしている場合は、次に飼う子も同じようにおっとり、のんびりしている子の方が相性がいいと言われています。
逆に、今飼っている犬や猫が活発で元気な場合は、同じように活発で元気な子を一緒に飼うと、同じテンションで遊んだり楽しい時間が増えます。
テンションが同じ子を選ぶといいんですね!
人間と一緒ですね(^_^;)
身体の大きさ
身体の大きさは、先住犬や先住猫と同じくらいの大きさに成長する子がいいとされています。
片方が大きすぎたりすると、ちょっと噛んだつもりが致命傷になってしまったり、
少しはしゃいだことで不慮の事故が起きる可能性があるからです。
問題になりそうな状況は排除してあげましょう。
性別
犬の場合はオスのグループ、メスのグループ別々に序列をつくるので、オスとメスが序列を争うことはないと言われています。
犬をもう1匹と考える場合は、異性を迎える方が争いが起らない場合が多いみたいです。
猫の場合は、メスの方が警戒心が強い事が多いので、やはり異性を迎える方が仲良しになるのが早いと言われています。
性別がオス同士の場合は、ケンカになりやすいので要注意です。
兄弟をまとめて飼うと問題が少ない
一番問題の起きない多頭飼いは、兄弟を引き取ることです。
慣れ親しんだ兄弟と遊んでストレス発散してくれるので、飼い主的には一番楽な多頭飼いと言えます。
先住の犬と猫は多頭飼に向いているか?
神経質で怖がり、警戒心が強い、気が強い、他の子と遊んだり会ったりする事が嫌いな犬や猫は、多頭飼いに向かない性格と言われています。
飼い主さんとものすごく仲のいい犬や猫も、新しい子が来ると飼い主さんの愛情が分散されるのでいいと思わないかもしれません。
今飼っている犬や猫の気持ちを優先して本当に多頭飼いがいいか?決断しましょう。
多頭飼いに向いている犬種と猫種
多頭飼いするのに、比較的向いている犬種と猫種を紹介します。
猫に優しいと言われる犬の種類
猫と一緒に犬を飼う場合、猫に優しく接することができる可能性が高い犬種がいるそうです。
1位 ゴールデン・レトリバー
2位 ラブラドール・レトリバー
3位 ビーグル
4位 バセット・ハウンド
5位 ボーダーコリー
6位 コリー
7位 コッカー・スパニエル
8位 プードル
9位 ジャーマン・シェパード・ドッグ
10位 ダックスフンド
犬と遊ぶのが好きと言われる猫の種類
犬と一緒に猫を飼う場合、犬と遊ぶのが好きな可能性が高い猫種がいるそうです。
アメリカンショートヘア、ジャパニーズボブテイル、ターキッシュアンゴラ、サイベリアン、メインクーン、バーマン、ノルウェー・フォレスト・キャット、トンキニーズ、ラグドール、ターキッシュ・バン
最初は犬から飼いましょう!
「犬と猫を飼いたいけど、どっちを先に飼った方がいいか?」迷いますよね?
一般的には、先にいるのが犬の方が後から来た猫とうまくいきやすいと言われています。
犬が先の方がスムーズと言われる理由
群れでいることを大切にする犬は、新しい子が来たら「自分より下の子が来た。」とみなします。
世話をしてくれることが多いので、犬を先に飼う方がスムーズに受け入れてくれるケースが多いです。
その場合、飼い主が先住犬を優先している姿勢を示す事が大事です。
そうすることで、新入りが入って来た環境の変化を、敵対心や嫉妬心を抱かずに受け入れて、円満な関係を保つことができます。
先住猫(成猫)がいる場合
先住猫は、家全体が自分のテリトリーだったのに、後から来た犬や猫に「自分の縄張を取られる」という不安の毎日を過ごす事になります。
この場合、あとから来るのが犬の場合は犬のしつけをきちんとすることが大切です。
犬のテリトリーはここだよと、犬のスペースを決めてあげれば、犬も安心できます。
猫も「ここにはあの犬は来ない。」と安心できるスペースを確保できます。
この時、先住猫のお気に入り場所が、犬のテリトリーにならないようにしましょう。
先住猫が成猫で、もう1匹猫を飼う場合は、新入りが成猫よりも子猫の方がうまくいく確率が高いと言われています。
先住の犬と猫との初対面方法
初対面の方法が一番重要だと思ってもいいくらい大事なポイントです!
先住犬との初対面方法
家は先住犬のテリトリーです。先住犬を尊重し、彼らのペースで慣れてもらいましょう。
注意点:子犬、子猫をはじめから自由に部屋に離してはいけません!
子犬、子猫は初めはケージに入れて、先住犬のお許しが出てからドアを開けましょう。
1. 先住犬不在の状態で、子犬、子猫をケージに入れる。
先住犬を散歩などに連れ出し、その間に子犬、子猫をケージに入れて置いておきます。
この時、ケージの上から一部布などをかけて隠れられる場所を作りましょう。
先住犬を後から部屋に入れることで後からテリトリーに入って来たというマイナスの印象を和らげることができます。
散歩から戻って来た時は、いつものお手入れをするなど、通常通りを心がけましょう。
犬が何かいつもと違うと感じて、子犬や子猫の入ったケージの様子を遠目で観察し、
害のある存在じゃないと確認できると、先住犬が自分からケージに近寄って様子を見に行きます。
めろん
おいさん
この間、飼い主は無理に近づけようとせず、先住犬の好きに観察させる時間を十分にとってあげましょう。
2. 先住犬がケージに近づいたら
先住犬が自分で子犬、子猫のいるケージに近づいて行ったら、
鼻と鼻をくっつけるようにして匂いを嗅ぎあっているか確認しましょう。
お互いの匂いを嗅ぎあっていたら、初めの対面は無事クリア出来た証拠です。
ここで、初めて子犬や子猫のいるケージの扉を開けてあげることができます。
3. 子犬、子猫をケージから出してみましょう
子犬、子猫をケージから出して、先住犬の様子を見守りましょう。
先住犬がおしりの匂いを嗅いだり、威嚇したり、マウンティングをして序列を教えます。
⇑これはマウンティングだったのかな?
きちんと序列ができていれば、攻撃したり、ケンカに発展することはないので
子犬、子猫がけがをするような攻撃を受けない限りは飼い主は温かく見守りましょう。
子犬がお腹を見せていたら先住犬が序列の優位を勝ち取った証拠です。
⇑次女のディルの横でお腹を見せているラスティ。
猫がお腹を見せるのは服従という意味ではなく、「心を許しているから」猫同士の場合は「遊びに誘っている」などと言われていますね。
⇑先住犬の気持ちが大事なので、うちは猫の場合もこの対面方法にしました。
これで子犬、子猫を受け入れる環境が整いました!
先住犬、先住猫のお許しが出るまでの3日~1週間程度の間は飼い主が様子を見ながら子犬、子猫をケージに戻します。
この対面手順を間違わなければ、問題なく子犬や子猫を受け入れるようになってくれます。
先住猫との初対面方法
先住猫のいる家に子犬や子猫を迎える時も、基本的には先住犬のいる家に迎える方法とほとんど同じですが、
慣れるまでに時間がかかる場合が多いです。
そのため子犬、子猫を迎える1週間ほど前から、先住猫と接触しない別の部屋を用意することをおススメします。
ケージやトイレ、水飲み場など一通り別々の物を用意しておきましょう。
当日にバタバタと用意すると先住猫が不安になりますので、余裕をもって用意しましょう。
各自が落ち着ける居場所を作っておくことが必要です。
1. 子犬、子猫をケージに隔離しましょう
1~3日程度、先住猫と接触しない部屋で子犬や子猫をケージに入れておきます。
子犬、子猫も新しい環境に慣れるのに時間がかかります。
この時、布などで一部をカバーし、隠れられる落ち着ける場所を作りましょう。
子犬、子猫のお世話はきちんとしてあげるのはもちろんですが、かかりっきりになってしまわないよう注意が必要です。
先住猫との時間を優先するように心がけましょう。
2. 匂いの交換をしましょう
先住猫が子犬、子猫の気配に興味を示したら
お互いの匂いの付いた布などを交換しましょう。
その他、子猫を触った手で、先住猫を触る等、対面する前にお互いの匂いに慣れてもらいましょう。
3. 対面の回数を増やしましょう
4日後~程度匂いの交換をした後、様子を見てケージ越しに対面してもらいましょう。
先住猫は、ケージ越しに子犬や子猫を観察し、不快感からケージから離れた場所にしばらくいるかもしれません。
初めは5分程度対面させて、徐々に時間を長くしていきましょう。
はかせ
4. ケージの扉を開けて対面
子犬、子猫のいるケージの扉を数分間開けてみましょう。
先住猫がケージの中を確認したければ、点検してもらいましょう。
先住猫が嫌な気持ちになった時は子犬、子猫をすぐにケージに戻しましょう。
5. ケージなしで対面
ワクチンなども済んでお互いの匂いに慣れてきたら(2週間以上経った頃)
ケージなしで、対面してもらいましょう。
1~2週間程度で、警戒しない様子になれば(警戒しないで通りがかったり、同じ部屋で寝るなど)、同じ部屋で過ごしてもらいましょう。
ここまできたら先住猫との対面は成功です!
対面がなかなうまく行かないとき
2週間以上経ってもなかなか警戒心がとれない場合は、先住猫がいる部屋と、子犬や子猫がいる部屋を時々交換しましょう。
自分の匂いとまざった匂いを好むので、時間はかかりますが、徐々になれてもらえる可能性があります。
それでもうまくいかなかった場合は、別々にくつろげる場所をつくったり、部屋を分けたり、工夫が必要です。
初対面の時にしてはいけない事
以下は初対面時のNG行動です。
- 同じケージに無理やり入れる
- いきなり鼻を近づける
- いきなり体をくっつかせる
早く仲良くなってほしいからと、やってしまいがちな行動です。
絶対にしてはいけません。
ペット目線になって考えてあげましょう。
シナモン
ごはんを同時に与える時の注意点
ディル
シナモン
めろん
犬と猫の食事は別々に、適したものをあげましょう
エサをあげるお皿を共有したり、隣でごはんをあげると、取り合いになったり、強い子が他の子の分まで食べてしまう可能性があります。
犬が猫のごはんを食べたり、猫が犬のごはんを食べたり、飼い主がきちんと見ていないと必要な栄養が足りなくて病気になってしまう可能性があります。
わが家では各ケージの中でドアを閉めて別々の場所でごはんを食べてもらっています。
他の子にとられる心配をしながら食べなくてすみますし、1匹づつちゃんと食べたか?確認できるのでおススメの方法です。
なお、猫の水飲み場は犬が邪魔できない場所に設置してあげましょう。
食事をあげる順番は先住犬、先住猫が先
新入りが来たら先住犬、先住猫を優先!と書きましたが
ごはんの際も、先住犬に先にあげましょう。
順番を間違えると、犬は飼い主を信頼できなくなり、言う事を聞いてくれなくなる場合があります。
犬と猫を多頭飼いする時の注意点
はじめから多頭飼いに適した環境を作っておけば、ある程度の問題を回避することができます。
猫には安全基地を作りましょう
猫は単独行動を好むので、テリトリーに他の動物が入ってくることをストレスに感じるそうです。
犬が行けない場所にできるだけ沢山の逃げ場をつくる
犬が行けない場所に猫用の安全基地をつくってあげましょう。
犬同士、猫同士であっても、できるだけ個々の安全基地を作ってあげましょう。
リラックスできる場所があれば、ストレスをためずに過ごせます。

猫のトイレは犬が行けない場所に設置しましょう
時々、猫砂でなく、ペットシートでトイレをしてくれる猫がいると聞きます。
犬と猫のトイレをまとめられればいいなと思いがちですが、仮にペットシートでトイレをしてくれた場合でも、犬と猫のトイレは別々にしましょう。
猫は落ち着ける場所じゃないとゆっくりトイレが出来ないので
静かで適温、犬が来れない場所にトイレを設置する必要があります。
猫の多頭飼いの場合は、頭数+1個のトイレを用意しましょう。
それぞれ見えないようにしておくと、トイレの失敗が減ります。
トイレの掃除は毎日マメにして清潔を保ちましょう。

犬の運動不足に注意
犬が運動不足だと、猫を追いかけまわしてケンカの原因となります。
しっかりと運動をできる環境が整った上で飼いましょう。
毎日の散歩や、ボール遊びなど犬の好きな遊びで、エネルギー発散させてあげることが重要です。
自分が何らかの理由で出来ない状況であれば、家族やペットシッターさんに頼むなどしましょう。
避妊・去勢手術をしてから
多頭飼育崩壊などという話を聞いたことがあると思います。
確かに避妊や去勢は人間の勝手なのでかわいそう、と悩みますよね。
しかし、飼い主さんが管理できないほど増えて、部屋が汚れたまま、ご飯を満足にもらえない状態はペットにとって幸せな環境と言えるでしょうか?
新しい子を迎え入れる前に、適切な時期に先住犬、先住猫の避妊・去勢手術をしましょう。
まだ1才未満の場合は、かかりつけの病院の先生に相談してタイミングを決めることをおススメします。
犬の多頭飼いは、先住犬のしつけがおわってから
先住犬がいて、子犬を迎える場合は、先住犬のしつけが終わってからにしましょう。
先住犬のしつけがきちんとされていれば、子犬にルールを教えてくれたりします。
しかし、先住犬のしつけがまだの時に子犬を迎えると、間違えたルールを教わってしまい2匹の犬の管理をするのが難しくなります。
また、1匹目の犬が分離不安などの精神的問題を抱えている場合、それを解消してからもう1匹飼う方が、その後の生活がスムーズにできます。
上手に社会化させるためには、動物病院などで紹介してもらえるパピークラスやパピートレーニング、パピーパーティーなどに通うことをおススメします。
成犬になってからでも根気よくトレーニングをすれば覚えてくれるので、あきらめずに、時にはプロの手も借りましょう。
おいさん
吠えグセがついてしまったことを反省してます。
賃貸の場合、多頭飼いOKの物件はとても少ないです
めろん
ラスティ
猫をこっそり飼っている人は案外多いと聞きます。
もしこれから犬を飼いたい場合は、犬は多少なりともワンワン言いますし、狂犬病の証明書を役所に提出しないといけませんので、こっそり飼うのは100%無理だと思って間違いないです。
それに大家さんにバレないか、びくびくしながら飼うのはペットたちもかわいそうですよね。
大家さんや不動産屋が突然規約違反だから退去してと言ってくることも考えられます。
実際そういった事情で泣く泣くペットを手放すことになる人も少なからずいるのではないでしょうか?
飼い主さんもかわいそうですが、本当にかわいそうなのはペットたちですよね。
きちんと多頭飼い可の物件を選んで、堂々と飼いましょう!
ラスティ
狭い部屋での多頭飼いは難しい
多頭飼いしている犬や猫が仲が良い場合でも個々のスペースが必要です。
気が合わなかった場合は、それなりに折り合いをつけて同じ家に暮らす事になり、より広いスペースが必要になります。
例えば猫の場合は、上下左右に1~3mの社会的距離が必要と言われています。
仲がいいとは言えない猫が複数いる場合は、3m程度離れた場所に落ち着く場所がないといけないことになりますので、
結構なスペースが必要ということがわかります。
居心地のいい空間を持てずにいるとストレスをためてしまう可能性がありますので、頭数と必要な部屋の大きさは比例すると言えます。
まとめ
犬2匹、猫2匹飼いたいと初めは思っていました。
猫も仲間がいた方が心休まるのかなと思っていたからです。
でも今は3匹のままでいいな、と思っています。
今飼っている猫は犬に慣れてよく一緒にいますし、お気に入りの自分だけの場所もあり、
そこまで孤独やストレスを抱えているように感じないのと、猫はもともと単独行動を好むということがわかり
兄弟ならいいのかもしれませんが、これから新入りさんを迎えるとなるとむしろ猫がとまどうのではないかと思うからです。
それと、幼い頃から実家で猫を3匹飼っていたんですが、かわいそうな事にずっと仲が悪かったんです。
仲が悪いままって事もあるんだって実感している事も、思いとどまった理由の1つです。
犬を飼うのは初めてで戸惑う事や失敗も多かったです。
まだワクチンが済んでいないからと、ワクチンが全部終わるまで他のわんちゃんと交流しないで育てたことでうまく社会化ができなかったり
初めは留守が多かったので、分離不安っぽい症状があったり、涙やけで悩んだり、1匹だけでも解決しなければいけない問題が沢山ありました。
比較的手のかからない犬や猫もいると思いますが、1匹でも多頭飼いでも、「仮にすぐに病気になってしまったとしても、何があってもちゃんとお世話をする。」と覚悟を決めてから飼いはじめたいですね!
