皆さーん♫そろそろ愛犬と愛猫の寒さ対策を気づかう季節がやってまいりましたね。
愛犬と愛猫の寒さ対策はどうされていますか?
それぞれの種に合った対策をされているでしょうか?
ラスティ
ディル
おいさん
めろん
犬は寒さに強く、猫は寒さに弱い。
そんなイメージがありますが、犬でも寒さに弱い犬種や、猫でも寒さに強い猫種がいます。
暑い場所の出身か?・寒い場所の出身か?
ダブルコートか?・シングルコートか?
家で育ったか?・外で育ったか?
もともとの血統や育った環境によって、気温に対しての体感が変わるようです。
人間でも寒がりだったり、暑がりだったりするわけですから
犬と猫も、個々の体質をよく観察することが重要ですね。
また身体の形状などで、そもそも体温調節が出来にくい、暑いのも寒いのも苦手な犬と猫もいます。
今回の記事は、寒さに強い犬と猫・寒さに弱い犬と猫・体温調節が苦手な犬と猫、それぞれの種類と特徴を書こうと思います。
もくじ
寒さに強い犬と猫の種類と特徴
犬と猫の気温感に重要な要素となるのが体毛です。
体毛がシングルコートなのかダブルコートなのかで、犬と猫が感じる気温感が変わると言われています。
シナモン
寒さに強い!ダブルコートの犬と猫
ダブルコートの犬と猫は、オーバーコートと保温性のあるアンダーコートの2層の体毛に包まれているので、冬場はシングルコートの犬と猫に比べると、寒さを感じにくいと言われています。
春と秋に換毛期があり、アンダーコートが生え変わることで、温度の調節をしています。
ダブルコートの犬
サモエド(ロシア)・シベリアンハスキー(シベリア~カナダ)・ゴールデンレトリバー(イギリス)・ラブラドールレトリバー(カナダ)・コーギー(イギリス)・秋田犬(日本)・柴犬(日本)・スピッツ(日本)・ペキニーズ(中国)
などの犬種
ダブルコートの猫
ロシアンブルー(ロシア)・ノルウェージャンフォレストキャット(ノルウェー)・スコティッシュフォールド(イギリス)・サイベリアン(ロシア)・メインクーン(アメリカ)・ラグドール(アメリカ)・エキゾチックショートヘア(アメリカ)
などの猫種
寒い地区出身の犬と猫は、ダブルコートが多いようですね。
しかし、ダブルコートでもエキゾチック・ショートヘア(アメリカ)などは、マズルの低さの影響で、寒さに弱いと言われています。
ダブルコートの犬と猫でも、身体の特徴などにより、体温調節が苦手な場合があります。
ダブルコートの犬と猫は、換毛期の時に、特にこまめなブラッシングが必須です!
きちんとブラッシングされていないと毛玉が出来て、本来空気の層ができて保温できるというダブルコートならではの効果が弱まってしまいます。
ブラッシングをすると血行もよくなり、身体も冷えにくくなるので、ブラッシングを欠かさないようにしましょう。

スコティッシュフォールドのラスティは、ダブルコートなので、多少の寒さは平気な様子です。
寒さに弱い犬と猫の種類と特徴
いーぬは喜び庭駆け回り♫って歌があります。
ディル
そうなんです、雪が苦手な犬もいます・・
ディル
まぁさすがに猫は、ダブルコートのラスティでも雪は苦手ですけどね。
寒さに弱い!シングルコートの犬と猫
シングルコートの犬と猫の毛は、夏毛と冬毛の区別がない1重構造の被毛です。
年間を通して抜け毛が少ないという特徴があります。
毛が抜けないわけではなく、1年を通して少しずつ生え変わります。
シングルコートの犬
パピヨン(フランス/ベルギー)・ヨークシャテリア(イギリス)・マルチーズ(マルタ共和国)・トイプードル(フランス)・フレンチブルドッグ(フランス)・パグ(中国)
などの犬種
シングルコートの猫
スフィンクス(カナダ)・ベンガル(アメリカ)・オシキャット(アメリカ)・シャム(タイ)・シンガプーラ(シンガポール)・アビシニアン(イギリス)・コーニッシュレックス(イギリス)・ターキッシュアンゴラ(トルコ)・デボンレックス(イギリス)などの猫種
めろん
シングルコートの犬と猫は、寒さに弱いので、寒さ対策が必要になります。
冬場は、免疫低下により風邪を引いたりして、具合が悪くなってしまう事が多くなります。
冬場はあたたかい環境が必要です。
トイプードルのディル(右)は、シングルコートなので、わが家で一番寒がりです。
身体の上に毛布を掛けると、ぬくぬくを堪能しています。
ペキプーのシナモン(左)は半分ダブルコート、寒さには強めです!
雪が降った日などは、早く外に出せ!と目をランランに光らせます。
体温調節が苦手な犬と猫
体温調節が苦手と言われる犬や猫たちがいます。
どんな特徴があるのか紹介しますね。
いわゆる鼻ぺちゃ系の犬と猫は、体温調節が苦手と言われています。
マズルの高さが短い犬と猫は、体温調節が苦手な場合があります。
下記の犬と猫は、血統や環境にかかわらず体温調節が苦手です。
犬:ブルドッグ系・パグ・シーズー・ペキニーズ・ボストンテリア・チャウチャウ
猫:ペルシャ・エキゾチックショートヘア・ヒマラヤン
鼻ぺちゃさんに分類される犬と猫は『短頭種起動症候群』(短頭種に多く発生する呼吸器の病気の総称)という病気になりやすいと言われています。
鼻孔が小さく、気道(鼻やのど、気管など)が異常に狭いためもともと呼吸器の問題を抱えているんだそうです。
そのため体温調節が苦手なので、夏の暑さも、冬の寒さも苦手です。
シナモン
おいさん
めろん
寒い時はいっしょにいるとあったかくていいみたいです。
子犬や子猫・老犬や老猫・持病のある犬と猫は、体温調節が苦手です
子犬、子猫は、暑かったり寒かったりしても、自分で気づいて居心地の良い場所に動けないので寝床を安全で寒くない場所に設置しましょう。
また、老犬、老猫は暑さや寒さ、のどの渇きに気付きにくいので、飼い主がある程度誘導してあげる必要があります。
持病のある子は免疫力が低下していたり、冬は血液循環が悪くなったり、関節の痛みがおこる可能性があります。
暖かく過ごせる環境を作ってあげましょう。
子猫のころのラスティ。アライグマのぬいぐるみといっしょににっこりポーズ。
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