シナモン
めろん
ディル
ラスティ
はかせ
もくじ
犬のブラッシングが必要な理由
ブラッシングを日常的にすることで、以下の効果があると言われています。
- 触れ合うことで、コミュニケーションがとれる
- 抜け毛が散らかるのを防ぐことができる
- 毛玉ができるのを予防できる
- 毛玉ができないことで、皮膚が良い状態を保つことができる
- 汚れに気付き、お手入れすることで清潔な状態を保つことができる
- 傷や出来物などの異変に気付き症状が悪化する前に病院へ行くことができる
- ノミ、マダニが寄生した場合、早めに発見できる
毛玉になりやすい部分
毛玉ができていないかチェックしながらブラッシングしましょう。
以下が毛玉のできやすい部分と言われています。
- 耳の後ろ
- 首輪の下
- おなか
- 前足、後ろ足の付け根
- しっぽの付け根
- おしりまわり
ブラッシングに必要な道具
色んな種類のブラシがありますが、基本的には
- コーム
- スリッカー
があれば、じゅうぶんブラッシングできます!
他にもフルコートの子にぴったりなピンブラシ、皮膚が弱い子には獣毛ブラシなどがあります。

ブラッシングに慣れてもらおう
いきなりブラッシングをはじめると驚いてしまって、ブラッシング嫌いになる恐れがあります。
こんな方法でブラシを怖がらないように徐々に慣れてもらいましょう
- おやつを片手であげながら(もしくは、おやつを膝で挟みながら)、ブラシやコームの尖っていない背側を犬や猫の背中になでるようにあてる。
- ブラシやコームの背をあてても気にしなくなったら、同じようにおやつをあげながら通常の用途で優しくブラッシングをします。
- ブラシを気にするようなそぶりをみせたら、1度ブラシを隠します。おやつに集中している時にまたブラッシングを再開します。
おいさん
ラスティ
この、おやつを膝ではさみながらという方法はとっても良いと思います!両手があくっていうのもいいですね。
「おやつあげながらブラッシングは無理だよ。」とおやつなしでブラッシングをしていたら、、わが家の犬たちはブラッシング嫌いになってしまいました、、、
\トレーニングや留守番に/
ブラッシングの順番
ブラッシングは短毛、長毛共に、背中、腰からはじめて、最後は耳、足先で終わる順番が良いとされています。
以下、長毛の犬のブラッシング方法です。
コーム1本でできますので、少しずつブラッシング(コーミング)していきましょう。
背中、腰
まずは触られても抵抗がなく、毛玉ができにくい背中や腰のあたりからブラッシングをはじめましょう。
顔
コームのとがった先を犬に向けないようにして、すくうように毛をとかしましょう。
しっぽ
付け根から順にとかします。
毛玉があったら、目の粗いコームで根元を押さえながら徐々にほぐしていきましょう。
お腹
胸元~お腹にかけては犬の場合毛が薄かったり、乳首があったりしますので
なるべく地肌にブラシが触れないように注意しながらブラッシングしましょう。
内股
上から下へブラッシングしましょう。
脇
脇も毛玉ができやすいのでしっかりブラッシングしておきたい場所です。
しかし、無理に腕をあげてのブラッシングを続けると関節が悪くなる場合もあるので注意しましょう。
耳
耳の根元を手で押さえて、皮膚が引っ張られないようにしながら少しづつとかしましょう。
足先
足先はマダニなどが付いている場合があります。
見つけた時は取ってしまうと口器が残ってしまう恐れがありますので、病院でとってもらいましょう。
毛玉があるときは
毛玉が出来てしまうと、ペットも飼い主も大変なので、あらかじめ毛玉ができないように対処していくことが大切です。
でも、うちの子たちのようにブラッシングが嫌いになってしまった子に対して毎日完璧なブラッシングって難しいですよね、
毛玉が出来てしまったら、以下の方法で対処しましょう。
フェルト状の毛玉ができたら
毛玉が固まって、フェルト状になってしまっていたらほぐすのは難しいです。
根元の辺りに固まった毛玉がある時は、自分で切ろうとせず、動物病院やトリマーさんに相談して慣れている人に切ってもらいましょう。
トリミングサロンで部分カットのみで受け付けてくれる場所もあります。
電話で確認をして、予約を取ってから行きましょう。
毛玉を放っておくと、毛がつれて犬が痛がるだけでなく、
皮膚が蒸れやすくなって、汚れも落ちにくい状態になるので皮膚病の原因になる場合があるので、放っておくのはやめましょう。
プロのトリマーさんでも、毛玉をほぐすのは犬が痛がって難しい場合もあります。
無理にほぐすより、バリカンなどで一度毛玉のない状態にリセットしてもらう方が犬の負担にならずにいい状態の時もありますので、トリマーさんと相談して決めましょう。
もつれ毛があったら
まだフェルト状になっていないもつれ毛や、毛が絡まっている部分は
毛束の根本を指で引っ張られないように押さえた上で、コームを入れて毛先から少しずつほぐしましょう。
ブラッシング嫌いにならない為のポイント
(わが家の犬たちのように)一度ブラッシング嫌いになってしまうと、その後の日々のブラッシングが大変です。
間違った方法でブラッシングをしてたから嫌いになってしまったんです。
小さい頃から下記のポイントをふまえてブラッシングをしましょう。
めろん
時間を決める
1回10分。など、時間を決めてブラッシングをしましょう。
長時間の拘束で、ブラッシングを嫌いになる子もいます。
飼い主も1回10分だけと決めていれば、毎日のブラッシングがおっくうになりませんよね。
程度
同じところをしつこくブラッシングすると、皮膚が傷つく原因となります。
おこらない
ブラッシングを嫌がっても決しておこってはいけません。
余計にブラッシング=おこられる。と関連付けられてよりブラッシングが嫌いになってしまいます。
少しブラッシングをしたら遊んであげる。
少しブラッシングをしたらおやつ(少量)をあげる。
など、ブラッシングするといい事が起きる!楽しい!と関連付けることが重要です。
無理に押さえつけたりすることもしてはいけません。
ブラシの使い方
スリッカーを皮膚に垂直にあててしまうと、皮膚を傷つけてしまう場合があります。
スリッカーなどの尖ったブラシを使用する時は、地肌に付かないようにブラッシングをしましょう。
動物病院や、トリマーさんに正しい使い方を聞きましょう!慣れるまでは軟らかいスリッカーを使用しましょう。
\先丸がやさしい/
毛並みにそって行いましょう
慣れたトリマーさんは乾かす時に毛並みと逆方向にブラシを入れますが、
ブラシに慣れるまでは毛並みにそってブラッシングをしましょう。
毛並みと逆にとかされると不快と感じる場合があります。
ブラッシングは毛先から
人間と同じで、毛が長い犬や猫の場合、根元から一気にとかすのではなく、
毛先、中間、根本の順でとかしましょう。
わが家の犬のブラッシング風景
わんこたちは逆にブラッシングがけっこう大変です。
シナモンはブラシを見ただけで転がして
ため息をついている様子。
ディルさんもブラシを見せただけであくびをしています。
「いやだな~」という雰囲気です。
背中とか、毛玉がない部分は簡単なんですが、毛玉ができやすい部分はごまかしながら少しずつじゃないと
一気に全身ブラッシングはさせてくれません。
痛くないブラシをせっかく買ったんですが、慣れるまで道のりは長そうです。
めろん
シナモン
まとめ
ダブルコートの子は、換毛時期だと少しとかしただけでこんなに毛がとれます。
抜け毛が多い時期は毎日2、3回はブラッシングしていますが、1回で取れる毛がこの量です!!
(わが家の短毛・ダブルコートの猫の毛です。)
犬も、ダブルコートの子は換毛期にたくさん毛が抜けますよね。
もしも長毛で、ダブルコートだったら、、これよりも沢山取れるんだろうと想像するだけでドキドキします。
ダブルコート犬種と生活しているオーナーさんに多い要望として、
『抜け毛が多いから短くしてください』というリクエスト。
正直な話、実は抜け毛が多いからと言って短くしたところで抜ける毛の量は変わりません、、、;
では、抜け毛を処理するのに有効な事って何だと思いますか?
それは絶対に「こまめなブラッシングやシャンプーをすること」なんです!
お家のでのケアとして一番大切なのがそう!
ブラッシングです!
と、プロのトリマーさんもこまめなブラッシングを推奨しています。
犬たちとコミュニケーションやマッサージ効果もあるブラッシング、
毎日の日課にしていきたいですね!