犬と猫の多頭飼いをすると、どうしても犬と猫用のトイレが多くなってしまいます。
トイレの数はペットの数+1個が良いと言われています。
ペットの数が、多ければ多いほど増えるペットのトイレ!
トイレの存在感が増していきます。
めろん
ラスティ
わが家のように広くない賃貸物件で、多頭飼いをされている方も少なくないはず!
犬と猫のトイレを完全に隠すのは難しいけど、生活感は前面に出したくない。
と思われる方が多いのではないでしょうか?
今回の記事は、犬と猫を多頭飼いしている場合の、トイレの上手な設置方法を紹介しようと思います。
もくじ
多頭飼いのトイレ設置方法!ポイントを紹介します
犬と猫のトイレ設置で大切なことは
- インテリアと合うか
- 犬と猫が使いやすいか
- 飼い主の生活スタイルに合っているか
この3点が非常に重要です!!
部屋に犬と猫のトイレを置いて、犬と猫が使いやすくて、かつ部屋に生活感を出さないのって、難しいですよね。
デザインは気に入ってても、犬と猫が使ってくれなかったり。
インテリアに合っていなかったら残念な気分です。
犬と猫のトイレを設置する前に、まず押さえておきたいポイントを紹介しようと思います。
自分が好きなインテリアに合うか、具体的に想像してみる
どんなに素晴らしいトイレでも、部屋の大きさに合っていなかったり、インテリアとデザインが合っていなければ、浮いた印象になってしまいますよね?
自分の部屋に、犬と猫のトイレが置いてあるイメージを具体的に考えることが、犬と猫のトイレ設置に必要なポイントになります。
部屋全体のメインカラー、素材、テイストになるべく合ったトイレが有れば、全体的に統一感のあるお部屋になります。
部屋全体の雰囲気にあわせて、犬と猫用のトイレ(形、色、素材)を選びましょう。
飼っている犬と猫の癖や性格と性別を考えてから選びましょう
わが家の犬は、トイレの周りをくるくる回ってからトイレをします。
ペキプーのシナモンはペットシートをかじってしまう癖があるので、ペットシートの上にメッシュトレーがないとだめです。
わが家の猫は、猫砂を大げさにまき散らかします。
犬と猫のトイレに必要なスペースや環境って違いますよね。
しかもわが家の犬たちは、猫砂が好物です!
犬たちが猫砂をポリポリ食べてました。
オカラとタピオカ粉でできた猫砂に関しては、猫のラスティ(スコティッシュフォールド)もお腹いっぱい食べてました。
\猫砂についての記事はこちら/
【トイレに流せる木製猫砂】使い続けるオススメの理由を紹介します
犬と猫を一緒に飼っていると生活空間の分け方が難しいです。
犬と猫の癖や性格を考えてからトイレを設置しましょう。
性別も、犬の場合は設置方法が違います。
雄の場合は、壁と床にL字型に設置できるトイレや「足上げオシッコポール」をメッシュ部分に設置できるものなどがあります。
飼い主の生活スタイルに合わせて、適切なトイレを設置しましょう
外で仕事をしていたり、1日中家にいたり、犬と猫のトイレは、飼い主の生活スタイルにより設置方法が変わってきます。
ペットシートは1日2回くらい、猫砂はトイレした後に、なるべく早めに交換するのが理想と言われています。
それが可能な場合は良いのですが、なかなかまめにペットシートを変えれない、飼い主も多いと思います。
その場合は、なるべく沢山吸収できるタイプを設置するのが良いと思います。
そういった、長時間OKのトイレシートやトイレマットを設置できるトイレを選ぶ必要があります。
犬と猫が好きなトイレの設置方法
飼い主がここを犬猫のトイレにしようと決めても、場所や環境によっては気に入ってくれず粗相してしまう子も多いようです。
犬も猫も人間と同じようにキレイで落ち着くトイレが大好きな動物です。
設置場所をこまめにお掃除をすることが、犬と猫のお気に入りトイレ設置の第一歩!
安心出来る場所に設置してあげましょう。
はかせ
犬が好きなトイレ設置方法とは
NGの設置環境としてあげられるのは、玄関や洗濯機のそば、窓辺、普段いる所から遠すぎる場所。
人の気配や、洗濯機の音などで落ち着いてトイレができないので、落ち着ける場所に設置しましょう。
- 飼い主の目が届く、静かな落ち着ける場所に設置しましょう。
- 広めのサークルにトイレを設置する場合は、ベットから離れた場所に置きましょう。
- 体長(大きくなった時)の2倍程度の大きさのトイレトレーが理想的。
猫が好きなトイレ設置方法とは
猫にとって良いとされるトイレの設置環境は、犬とほとんど同じですが、猫の方が少し項目が多いです。
猫は、案外トイレの好き嫌いがあります。
トイレをしない場合は、設置場所や猫砂を変えてあげる必要があります。
- 飼い主の目が届く、静かな落ち着ける場所に設置しましょう。
- 自然の砂に近い細かい砂を好む猫が多い。
- 体長(成猫の大きさ)の1.5倍以上の大きさが理想的。
- 深さは深すぎず浅すぎず、衣装ケースをトイレに代用する人も多い。
- 屋根付きはニオイ、湿気がこもる為、オープンタイプが好きな子が多い。
犬と猫のしつけは、ほめる事が大事です。
トイレじゃないところに粗相しても、決して怒ってはいけません!
叱ってしまうと、排泄=悪い事だと勘違いしてがまんしたり、隠れてしたり、ストレスを抱えたり、膀胱炎になることもあります。
トイレを成功した時に大げさに褒めてあげたり、おやつをあげたりなど
正しい場所でトイレをするといいことが起る!ということを積み重ね学習してもらえば、必ず覚えてくれるようになります。
シナモン
ディル
おいさん
犬と猫用ペットシーツの選び方
犬用のペットシーツは犬の身体の大きさに合ったものを選びましょう。
犬用トイレシーツの選び方
〈犬用トイレシーツのサイズ目安〉
犬の身体の大きさに合った、トイレシートの目安です。
愛犬の身体のサイズに合ったサイズを使用しましょう!
■小型犬用…レギュラー(約32~34㎝×44~45㎝)/ワイドサイズ(約43~45㎝×60㎝)
■中型犬…ワイド(約43~45㎝×60㎝)/スーパーワイドサイズ(約60㎝×90㎝)
■大型犬…スーパーワイドサイズ(約60㎝×90㎝)
〈犬の1日のオシッコ量の目安〉
下の表は、1日のからだの大きさ別オシッコ量です。
ペットシーツに『〇〇ml吸収できる!』など記載されているので、犬のオシッコ量を計算して、ちょうどいい吸収率のトイレシートを購入しましょう。
■小型犬(7㎏未満)…約30ml
■中型犬(7~15㎏)…約50ml
■大型犬(15㎏以上)…約200ml
*引用:NEO LOO LIFE『犬のお部屋・トイレの基本』
トイレシーツの交換を頻繁にできない場合は、吸収率の高いペットシーツを選びましょう。
猫用トイレシートの選び方
〈猫の1日のオシッコ量の目安〉
■3㎏…約30~90ml
■4㎏…約40~120ml
■5㎏…約50~150ml
■6㎏…約60~180ml
*引用:花王『1日に1度のオシッコチェックの方法』
猫のトイレは基本は猫砂がオシッコを吸収する場合が多いと思います。
猫用トイレ【デオ・トイレ】などを使用した時は、猫砂の下にペットシートをひきます。
ペットシートの交換は3日に1~2回ほどで大丈夫です。
猫がトイレをした後、すぐに猫砂のそうじをする事で、オシッコの匂いを抑えることが出来ます。
オシッコの匂いが強いと、猫はトイレに入らない場合があります。
そうじが長時間できない場合は猫のシステムトイレを使ったり、トイレを1個増やすなどの工夫をしてあげましょう。
わが家のトイレ設置方法をご紹介
わが家では、小型犬2匹(ペキプーと、トイプードル)、猫1匹(スコティッシュフォールド)の3匹の多頭飼いをしています。
犬は2匹とも女の子、猫は男の子です。
わが家の犬のトイレ設置方法
犬たちのトイレは3か所あります。
まず各サークルに1個づつ。
部屋は全体をナチュラルで明るめの色の木製棚やテーブルで揃えているので
犬用のサークルや猫用の3段ケージも他の家具となじむように木製の明るめのトーンでまとめています。
犬用トイレはもう1か所、リビングに置いています。
引っ越し後のトイレトレーニング中なので、トイレをしなくてもトイレに座っておやつを待っているディル。
犬用トイレ『クリアレット』はインテリアの雰囲気になじみやすく気にいってます。
トイレは3個すべて(㈱)オーエフティー『クリアレット』のワイドシーツ対応のものを使っています。
このトイレにして良かったのは、トイレの存在感があまりないところ。
色がクリアなので、お部屋の雰囲気をこわしません!!
私はメッシュトレー、シーツストッパーセットを購入しました。
メッシュトレーを使わなくてもシーツストッパーだけでトイレシートをおさえておくこともできます。
男の子用に飛散ガードが別売りされているので、組み合わせが出来るのもうれしいですね。
⇓こちらがワイドサイズのトイレシート用です。
⇓こちらがレギュラーサイズのトイレシート用です。
⇓飛散ガード付きだとこんな感じです、レギュラーサイズのトイレシート用。
はみだし予防にトイレトレーの下にクリアマットを敷いています
うちの犬は、どうしてもトイレトレーからはみ出してトイレをしてしまいます。
賃貸の床材保護用に、よくデスク下に敷いておくクリアマットをトイレトレーの下に敷いています。
これをしておくと、床材が酸で溶けないのと、はみ出したときに拭くのも楽なのでおススメです!
⇓大きさがちょうどいいか確認してから購入しましょう!
はみ出したオシッコには酢水で掃除
はみ出したオシッコは、一度トイレットペーパーなどなど水に流せるもので(取っておくと匂いの原因になるので)一通り処理したあと、
酢水をスプレーしてふき取っています。
オシッコはアルカリ性なので、汚れを落とすには酸性のクエン酸や酢水が適しているんですね、
スプレーボトルに酢を入れて、5倍の水で薄めるだけで完成!
お酢は安いものも沢山あるので、コスパが良いです。
しかも自然に優しいので罪悪感なく使えてとっても便利。
犬と猫だけでなく、人間のトイレ掃除にもぴったりですよ。
わが家の猫のトイレ設置方法
ケージは犬と同じく、木製のものでホワイトの3段です。
2階が入口の設定です。
1階に『ニャンとも清潔トイレドーム型』がちょうどすっぽり入っています。
犬が入れない場所に猫トイレを配置しています。
犬が猫砂を食べてしまうので、苦肉の策です!
ちょうどいい大きさと使い勝手です!
ドーム型ではなく、オープンタイプが良いかなと思ったのですが、ドーム型の方が猫砂の飛び散りが少ないので、ドーム型にしています。
猫用トイレ『花王ニャンとも清潔トイレ』は長時間のお留守番に最適
ラスティのシステムトイレ『花王ニャンとも清潔トイレ』は、猫砂をのせるスノコ状のトレーの下にペットシートをひくことで、1週間替えなしでもニオわない!という優れもの。
『1週間替えなしでもニオわない』と花王のホームページに書いてありますが、注意書きに
効果はチップ、シートによる不快な尿臭の脱臭効果(愛猫1頭に使用する場合)。ウンチをしたときは早く取り除いてください。
*引用:『花王ニャンとも清潔トイレの特徴』
と書いてありました。
「トイレシートの交換は週1度でいい。」という意味のようです。
システムトイレのようなスノコ状になっていないものよりは、長時間のお留守番に適していると言えそうです。
こちらのトイレシートはレギュラーサイズの大きさでぴったりです。
⇓こちらがドーム型。砂が飛ぶのを防げるのはこちらの方が良さそうです。
⇓こちらがオープンタイプ。湿気やニオイがこもらないので猫ちゃんには快適!
トイレシートと猫砂の収納方法
犬用のペットシートと猫砂は取り出しやすい場所に置いてあります。
パッケージのまま置いてしまうとちょっとあれなので、
まずはこんな感じでケースに入れて
猫砂は猫のケージの近くにある棚下に置いてあります。
ペットシートもフタをして、リビングの棚に見えないようにしまっておいています。
毎日の事なので、取り出しやすい場所に配置するのが重要ですね!
私は、見せる収納よりも隠す収納の方がお部屋がすっきり見えて、ホコリが積もらない為、掃除も楽でいいと思っています。。
まとめ
飼い主さん優先すぎる環境だとペットがストレスかもしれませんし、逆にペットの快適さばかりを追求してしまうと人間が疲れてしまう。
人間の生活と、犬猫の生活のいい具合の妥協点を見つけるのがお互い快適に毎日を過ごせるようになるポイントなのではないでしょうか?


